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久しぶりにAndroidネタです。

過去のAndoridネタはこちら。
flashcast:フリーで働くITエンジニア集団のブログ: Android

Android SDK 1.5を一年近く前に、インストールしました。

ずいぶん経ってしまったので、最新版の環境を構築したいと思います。2010/3/5時点のAndroid SDK、プラットフォーム(Android OS)ともに最新版は2.1です。

バージョンアップのペースが非常に速く、ついていくのが大変です・・・

とはいえ、Android SDK 1.5から2.1にアップグレードして、がんばってついていきたいと思います!

Installing the Android SDK | Android DevelopersにはAndroid SDK 1.6を使っている人向けの方法しか記載されていないように見受けられました。また、インストール方法はAndroid SDK 2.0と同様のようですので、以下のサイトを参考にさせていただきました。

[Android] Android 2.0 SDK インストール方法 – adakoda
Android SDK 2.0インストールメモ | Happy My Life
メモ的なもの Android SDK 2.0 インストール

インストールした環境は、以下の通りです。

・MacOSX 10.5.8
・Eclipse 3.4.1(Ganymede)

Eclipse ADT Pluginの更新

flashcast:フリーで働くITエンジニア集団のブログ: Android SDK 1.5をインストールしてみるの時の手順とは違って、まずはじめに、Eclipse ADT PluginをUpdateするようです。

Installing and Updating ADT | Android Developersの手順に従い進めていきます。

Eclipseを起動します。

1. Select Help > Software Updates.
2. Select the Available Software tab.

「Help」メニューから、「Software Updates…」を選択すると、Add-onsをUpdateする画面が開きます。

手順の2.では、「Available Software」タブを選択してください、とありますが、私の場合は、0.9.1が既にインストールされていたので、「Available Software」タブを選択せずに、「Installed Software」タブを選択しました。

update

3. Select the checkboxes next to Android DDMS and Android Developer Tools, then click Update.

「Android DDMS」と「Android Developer Tools」を選択して「Update」ボタンをクリックします。しばらくすると、Add-onsの最新バージョンが表示されます。

available

4. In the resulting Available Updates dialog, ensure that both Android DDMS and Android Development Tools are selected, then click Next.

「Android DDMS」と「Android Developer Tools」を選択して「Next」ボタンをクリックします。しばらくするとライセンス規約の同意画面が表示されます。

license

5. Read and accept the license agreement and then click Finish. This will download and install the latest version of Android DDMS and Android Development Tools.

ライセンス規約を確認し、同意する(I accept the terms of the license agreem・・・)を選択して、「Finish」ボタンをクリックすると、「Android DDMS」と「Android Developer Tools」のダウンロードが始まります。

ダウンロードが完了するまでしばらく待ちます。

6. Restart Eclipse.

ダウンロードが終わり、Eclipseを再起動して、Eclipse ADT PluginのUpdateは完了です。

SDKのインストール

次にSDKをダウンロードして、インストールします。

Android SDK 1.6インストール済の方はする必要なし。

Android SDK 2.0インストールメモ | Happy My Lifeより引用。

私の場合、SDK 1.6はインストールしていないので、Android SDK | Android Developersより、最新のSDKをダウンロードしました。2010/3/5時点のファイル名はandroid-sdk_r04-mac_86.zipでした。

ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに解凍します(以降、<sdkインストールルート>とします)。<sdkインストールルート>配下にあるtoolsフォルダにパスを通します。

例).bash_profileへの記入例

PATH=$PATH:<sdkインストールルート>/tools
export PATH

Android Virtual Devicesの更新

Android SDK 1.6からAndroid SDK and AVD Managerというツールが付いていて、SDKとAndroid Virtual Devicesの更新などが出来るようになったみたいです。

また、

Android SDK 1.1から2.0まで同一環境(Eclipse)で開発できるようになったという事。

今まで、例えばAndroid SDK 1.6では、ターゲットはAndroid 1.5と1.6しか選択できなかった。しかし、今回からは1.1から2.0までどの環境をターゲットにしても開発できるようになった。ターゲットがいろいろあるからね。

Android SDK 2.0インストールメモ | Happy My Lifeより引用。

Android SDK 2.1では、ターゲットにAndroid 2.0.1と2.1も選択できるようになっていました。

Android SDK 1.6をインストールしていれば、Eclipseから起動できるようですが、私の場合はできないのでコマンドラインで起動します。
androidコマンドを使います。パラメータなしで実行すると画面が表示されます。

macbook:~ mojamoja$ android
Starting Android SDK and AVD Manager
No command line parameters provided, launching UI.
See ‘android –help’ for operations from the command line.

Android SDK and AVD Managerが立ち上がったら、「Available Packages」を選択します。

manager

すべてのチェックボックスを選択して、「Install Selected」ボタンをクリックします。

ダウンロードが終われば、Android Virtual Devicesの更新は完了です。

SDK Locationの設定

SDK LocationをEclipseに設定します。
「Eclipse」メニューの「Preferences..」メニューを選択すると、Preferences画面が表示されますので、左ペインより「Android」を選択します。

preferences

SDK Locationに<sdkインストールルート>を設定します。

新規プロジェクトを作成して実行

Android SDK 2.1のインストールが一通り完了しましたので、新規プロジェクトを作成して、ちゃんと起動するか試してみたいと思います。

newproject1

おっ、Build Targetが選べない。ということで、画面を最大化したり、リサイズしたりしてなんとか選べる状態にしました(この辺は、ちょっと改善してもらいたいですね)。

newproject2

とりあえず、ターゲットは最新のAndroid 2.1にしてみました。

さっそく、Buildしてみます。エラーが出てる・・・

error1

build path error・・・

とあったので、プロジェクトのBuild Pathを見てみることに。「Android2.1」という選択肢があったので、選択してみました。

property

エラーがなくなったので、実行してみます!

おおっ!今度は違うエラーが・・・

error2

No compatible targets were found. Do you wish to a add new Android Virtual Device?

あっ、そうか!Android 2.1用のAVD(Android Virtual Device)を作ってなかった・・・
ということで、早速作ります。これも、前述のAndroid SDK and AVD Managerでできます。

「Virtual Devices」を選択して、「New」ボタンをクリックすると、AVD作成画面が出てきます。

avd21

「Create AVD」ボタンをクリックして、AVDを作成します。

気を取り直して、実行ですっ!

emulator

今度は無事に動きました!

エミュレーターが随分変わっていたのには、ちょっと驚きました。
最新版での開発環境ができたので、次は、何か作ってみたいと思います!