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Android向け簡易翻訳アプリケーション、gTranslator には英語と日本語の読み上げ機能しかありませんでした。
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この度、韓国語と中国語の読み上げ機能を実装しましたので、去る12月24日にv1.1.0をリリースいたしました。

韓国語と中国語の読み上げには、Microsoft® Translator ツールを利用しました。

その中のSpeak MethodというAPIを使えば、音声にしたい文字列を送信するとwav形式のファイルに変換されダウンロードすることができます。

ということで、今回はこのAPIを導入するに至るまでの手順を簡単にまとめたいと思います。

Windows Liveのサインアップ

まず、Windows Liveのアカウントの登録が必要になります。

Windows Liveのアカウントは持っていなかったため、Windows Live へようこそから新規登録しました。

登録フォームで必要な情報を入力します。

「同意する」ボタンを押すと、Windows Liveのサインアップは完了です。

作成したアカウントが正しいことを確認するために、登録時のメールアドレスに確認用メールを送信します。

ですが、待てども待てどもメールが届きません。どうやら、asiaドメインのメールアドレスの場合、正しくメール送信されないようです。グローバルなサイトでのサインアップなどでは、asiaドメインの認知度はまだまだ低いのでしょうか?
※ 他のサイトでも、同じようなことを経験したことがありました。

メールアドレスを変更して試したところ、今度はうまくいきました。

AppIDの作成

続いて、Windows Liveにログインし、APIコール時のパラメータに必要なAppIDを作成します。
AppIDの作成は、こちらからどうぞ。

APIを利用するアプリケーションの各種情報を入力します。

「Agree」ボタンを押すと、AppIDの作成は完了です。

以上で、Speak Method APIを利用するための準備が、一通り完了しました。

次回は、実際にこのAPIを使用する部分のご紹介をしたいと思います。

今回利用させていただいた、Microsoft® Translator ツールには、テキストの読み上げ以外にも様々な機能があります。いろいろと試してみるのも良いかもしれません。

フリーで利用できるさまざまなAPIが公開されている昨今、本当に、アイデア次第で面白いサービスを実現することが容易になりつつあるとあらためて実感しました。チャンスをものにできるよう、常にアイデアを模索していきたいと思います。