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Amazon EC2でInstanceをLaunchした時に、Status Checkの結果が1/2 checks passedなどになる場合には、起動時にKernel IDの指定をするといいかもしれません。
※ 本エントリはたまたまそうなった事象について記載していますが、必ずしもすべての場合でこうなるとは限りませんのでご了承ください。

というのも、いつからか、とあるInstanceをLaunchすると必ずStatus Checkが1/2 checks passedになるようになってしまいました。

Amazon Web Serviceのフォーラムに同じ事象AWS Developer Forums: micro instance …が投稿されており、「Kernel IDの指定が間違っているのでdefaultを指定してください」といったような回答となっていました。



defaultで起動していたような気もするのですが、一度、Kernel IDを指定して起動してみようと思い、このAMIの元となったInstanceのKernel IDを調べてみました。

[ec2-user@ip-10-152-93-243 ~]$ ec2-metadata -k

ここで出力されたKernel IDを、Instance起動時にしてみたところ、正常に起動することができました。

何かの手違いで、Kernel IDが間違って指定していたのだなと納得していたのですが、よくよく考えると、毎回、Statis Checkでエラーになっていたので、毎回、Kernel IDを間違えていたとも考えにくいのですが(2012年9月20日追記)、
後日、Kernel IDをUse Defaultで起動すると、今度はStatus Checkが2/2 checks passedで問題なく起動されるようになってしまったのです。



問題なく起動するのはありがたいことですが、、、ちょっと腑に落ちません。

とは言え、ずっと失敗していたことが、一度成功すると、その後も何も無かったかのように成功し続ける、というのはこの業界では比較的ありがちなことのような気もしますので、とりあえず、まあ、良しとしますかっ!

なので、もし同様の現象が発生するようでしたら、一度、Kernel IDを指定して(それまでKernel IDを指定していなかったのなら)起動してみるといいかもしれませんね。

同じような事象が発生する方がいらっしゃいましたら、是非、その結果を教えていただきたいものです!