昨日(2012年3月6日)、Internet Explorerの最新版への自動アップデートが2012年3月中旬から開始される事が発表されました。
Internet Explorer の自動アップグレードについて | TechNet
自動アップデートが開始される前に、今まで当サイトにアクセスされたブラウザのシェアを簡単にまとめておきたいと思います。
まず、ブラウザシェアトップ10です。
当サイトでブログを開始したのが昨年(2011年)の6月後半からでしたので、
- 2011年7月1日〜2012年3月6日(全期間)
- 2011年12月7日〜2012年3月6日(3ヶ月)
- 2012年2月7日〜2012年3月6日(1ヶ月)
の3パターンをGoogle Analyticsで集計したした結果をキャプチャしてみました。
どの期間もChrome、FireFox、Internet Explorerがトップ3を占めていますが、直近の1ヶ月(2012年2月7日〜2012年3月6日(1ヶ月))をみると、それまで3位のInternet Explorerの順位が、2位のFireFoxを逆転している事に気付きます。
ちょっと前に、こんなニュースもありました。
IE9、IE8、IE7、IE6がすべてシェア増 – 1月デスクトップブラウザ | エンタープライズ | マイナビニュース
少なからず関係しているのかもしれません。
それと、2012年2月7日〜2012年3月6日(1ヶ月)のFireFoxのシェアが23.10%と、2011年12月7日〜2012年3月6日(3ヶ月)と比べると、26.31%から3%もダウンしています。世間的にも言われているFireFoxのシェアダウンが、こんなところからも起きていることがわかります。
次に、気になるInternet Explorerのバージョン毎のシェアを調べてみました。トップ10と同様、
- 2011年7月1日〜2012年3月6日(全期間)
- 2011年12月7日〜2012年3月6日(3ヶ月)
- 2012年2月7日〜2012年3月6日(1ヶ月)
の3パターンを集計してみました。
IE6のシェアが、確実に減っていっていることがわかります。3月中旬の自動アップデートで、さらにIE6のシェアが減ってほしいものです。
当サイトでのIE6のアクセス率は比較的少ないのですが、日本全体ではまだまだIE6がかなりのシェアを占めていると考えています(当方の過去の開発経験も踏まえて)。というのも、社内向けのWebシステムなどでは、見た目などもあまり重視されませんし、(バグのある)IE6を基準として開発が進められたものが多々あったように思います。むしろ自動アップデートされると機能しなくなるものも出てくるでしょう。大企業にもなると、その数はばかになりません。
これを移行する際の費用等の問題が、今の日本でIE6のシェアを残し続ける1番の要因だと思っています…
いずれにせよ、近いうちに、自動アップデートの日程がプレスリリースされると思いますので、その後の結果をまたこの場で報告したいと思います。
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