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インターネット技術の発展が目まぐるしい現代では、iDCや専用レンタルサーバーの利用が拡大しています。業務の効率化を図れる一方、バグやセキュリティなどのトラブルは避けられず、サーバー運用に支障をきたすことも少なくありません。もし自社でサーバー運用する際には、いくつかの課題が生じます。下記にてその内容をご紹介いたします。

土地・建物

自然災害は時に予想以上の被害をもたらすことも多く、サーバーが大きなダメージを受ける可能性も考えられます。そのため、安定したサーバー運用を行うには、土地・建物の選定が非常に重要となってくるのです。選定の条件としては災害被害の少ない土地が理想的ですが、自然災害を完全に避けるのはやはり困難と言えます。このような場合、建物に災害対策を施すことが大切です。耐震・免震・制震対策や火災対策、漏水対策、さらに防犯対策などをしっかり施す必要があります。

ファシリティ・コネクティビティ

ファシリティはサーバーが安定して動作できる環境を意味しており、電源供給装置や空調設備、物理的なセキュリティ、防災設備、サーバーを格納するラック・ケージなどがあります。コネクティビティはインターネットの接続に必要な回線のことです。多数のサーバーがあるため、大容量かつ信頼性の高い回線が適しています。ファシリティ・コネクティビティ共にスペースや容量などの管理が必要です。

サーバーハードウェア

サーバー機器をはじめ、スイッチ機器類やファイアーウォール、ロードバランサーなどのネットワーク機器を指します。一般的に導入からスペックアップ、アップデート、故障時の対応、廃棄までがサーバーハードウェア管理の流れとなっています。

OS・サーバソフトウェア

OSそのもの、または関連するソフトウェアのことです。LinuxやTomcat、WindowsServe、sendmailなどがあります。機能が正常に稼働しているかの監視、セキュリティやアップデートといった保守などの管理を行います。

ミドルウェア

OSとアプリケーションソフトの中間に位置するソフトウェアで、個別機能を提供するのが特徴です。データベース管理システム(DBMS)、アプリケーションサーバ、トランザクションモニターなどがあります。

アプリケーション

サーバー環境のレイヤーにおいて最上位に位置しています。他のソフトウェアのように標準化できないため、構造や機能、特性などを把握する必要があります。