9月9日に発表されたAmazon EC2のMicro Instancesですが、Reserved Instancesで購入するととても割安だということで、思わず3年分購入してしまいました。
Announcing Micro Instances for Amazon EC2
Micro Instancesとは?
Amazon EC2のサービスは、Instanceをオンデマンドで使用した時間に対して使用料が発生します。
使用料は、Instanceタイプ(スペックの違い)によって異なりますが、StandardのSmall InstancesをUS West(Virginia)のRegionで起動するのが最安値で、1時間あたり0.085ドル(Linux/Unixの場合)でした。
Micro Instancesは、スペックがSmallタイプよりも低いというものの、1時間あたりの使用料が、Linux/Unixの場合でなんと0.02ドル、Windowsで0.03ドルという驚きの価格で利用できるという新しいタイプのInstanceです。
(2010年9月11日現在)
Micro instances are optimized for applications that require lower throughput, but which still may consume significant compute cycles periodically.
ということで、比較的、スループットの低いアプリケーションに最適なようです。
Reserved Instancesとは?
Reserved Instancesとは、Instanceを使用する期間をあらかじめ長期間確保し、事前にある程度まとまった額を支払うことで1時間あたりの使用料がさらに割り引かれ、連続稼働させた場合、オンデマンドで同じ時間稼働させるよりもずっとお得になるというサービスです。
簡単に、購入の手順をまとめました。
1.AWS Management Consoleにログインします。
2.「Amazon EC2タブ」を選択し、左ペインより「Instances」を選択します。
「Reserved Instances」リストより、「Purchase Reserved Instances」を選択します。
3.「Purchase Reserved Instances」画面が表示されますので、購入するタイプを購入します。
「Continue」ボタンをクリックします。
4.確認画面が表示されますので、問題なければ「Place Order」ボタンをクリックします。
5.購入したInstanceのタイプが表示されます。
今回は、3年分を購入しましたので、支払いは82ドルと、Availability Zoneの使用料として、0.01ドルとなりました。
何に使うかは、これからじっくり考えたいと思います(構想は一応あるのですが・・・)。
使用料がどれくらいかかっているか、途中経過などをまた報告したいと思います。