Amazon EC2のMicro InstancesにWordPressをセットアップするで、完了したかに思われたWordPressのセットアップですが、実は1点漏れがありました。
エントリに挿入する画像などは管理者画面からアップロードできますが、アップロード後の画像サイズがフルサイズしか選べず、変更できない状態になっていた、というものでした。
ちょっと調べてみたところ、PHPの拡張モジュールGDというグラフィックライブラリが必要であることがわかりました。
早速、拡張モジュールをインストールしてみたいと思います。
Loaded plugins: fastestmirror, security
Loading mirror speeds from cached hostfile
amzn | 2.1 kB 00:00
Setting up Install Process
Resolving Dependencies
–> Running transaction check
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Total download size: 5.7 M
Is this ok [y/N]: y
Downloading Packages:
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Installed:
php-gd.i686 0:5.3.3-1.6.amzn1
Dependency Installed:
libXpm.i386 0:3.5.8-2.5.amzn1 t1lib.i686 0:5.1.2-6.0.amzn1
Dependency Updated:
php.i686 0:5.3.3-1.6.amzn1 php-cli.i686 0:5.3.3-1.6.amzn1 php-common.i686 0:5.3.3-1.6.amzn1
php-mbstring.i686 0:5.3.3-1.6.amzn1 php-mysql.i686 0:5.3.3-1.6.amzn1 php-pdo.i686 0:5.3.3-1.6.amzn1
※ LINUX解説入門 – wordpressの画像の大きさの選択が、フルサイズのみの選択しかできない場合。を参考にさせていただきました。
次に、ちゃんとインストールされたかを確認してみます。
gd
※ 確認方法は、php-gd等のphpモジュールがインストールされているか確認するコマンド – Layer8 Referenceを参考にさせていただきました。
確かにインストールされています。
インストールを有効にするために、Apacheを再起動します。
Stopping httpd: [ OK ]
Starting httpd: [ OK ]
さて、アップロード後のサイズ変更はどうなったでしょう？
無事、アップロードした画像サイズを変更することができるようになりました。
※ すでにアップロード済の画像については、一度削除してから再アップしないと変更できませんでした。
今回は、拡張モジュールをインストールするだけで済みましたが、環境によっては、php.iniなどを編集しないと行けない場合もあるかもしれませんので、参考までにどうぞ！