Amazon Web Services ブログ: 【AWS発表】EC2のAMIをリージョン間でコピー可能になったようなので、早速(でもないですけど・・・)使ってみました。
やっぱり、AWS Management Console | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)に、オリジナルの機能として実装されていると便利ですねー。
他社のサービスでは、同様の機能があるものがありますが、制限があったり、一部有料だったりします。また、Root Device TypeがEBSのInstanceを停止せずにCreate Image(EBS AMI)する方法を応用すれば、同じようなことができるのですが、面倒なんですよね。たくさんのコマンドをたたかないといけなかったり、手順を間違えるとうまく起動しなかったり。手間をかけた分失敗するとかなり残念な気持ちになります。
AWS Management Console | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)だと、ボタンワンクリックでコピーが始まるのですから、使わない手はありませんね。
それでは早速試してみたいと思います。
リージョン間をまたいでコピーしたいAMIを選択して、画面上部の「Copy」ボタンをクリックします。
ここではTokyoリージョンから、N.VirginiaリージョンへAMIをコピーしてみたいと思います。「Destination Region」から、N.Virginiaを選択します。
コピーが開始されました。
コピー先のN.Virginiaリージョンに移動してみたいと思います。
おっと!いきなり失敗していますね。。。
Amazon Web Services ブログ: 【AWS発表】EC2のAMIをリージョン間でコピー可能にの「いくつかの重要な注意事項」のところに、こうありました。
EBSおよびインスタンスストア(S3)バックド、任意のOSの、自分がオーナーのAMIをコピーできます。
「自分がオーナーのAMIをコピーできます。」ということは、自分がオーナーでないAMIはコピーできない、というように読み取れなくもないです。そういえば、失敗したこのAMIは自分がオーナーではなく、他のアカウントがオーナーで共有されただけの(Launch Permissionが与えられたprivateな)AMIでした。
一度Launchしてから、Create Image(EBS AMI)して自分がオーナーのAMIを作成します。
自分がオーナーのAMIができました。
今度はこのAMIをコピーしてみると、、、バッチリ成功です!
それでは、リージョン間をコピーされたAMIをLaunchしてみたいと思います。
正常に起動できました!
LaunchされたInstanceのURLにアクセスしてみます。
nginxのデフォルトページが表示されました。
間違いなく、正常にコピーされています。
あんなに大変だった作業が、たったこれだけです。いままでの苦労は何だったのだろう。。。
何はともあれ、便利な機能が楽に使えるようになりました。
これはうれしい!