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Android Marketにアプリケーションを公開しましたっ!

名前は、gTranslatorです。いままでのご紹介してきたサンプルすべてを合体させたような感じに仕上がっています。

とは言いましても、いくつか、連載時のサンプルから仕様変更したところがあります。

一番大きな変更は、バックグラウンドでクリップボードの中身を翻訳するところです。サンプルでは、加速度センサーを利用して、携帯を振った時に、一定の加速度に達したのをトリガーに翻訳をするようにしていたのですが、やめました。
※ バックナンバーはこちら

なぜかというと、町中で携帯を振っているのを想像すると、やっぱりどこか不自然な気がして、あまり、この機能自体使われなくないのでは?という懸念があったのと、加速度についての知識がそれなりにないと、なかなか最適な値が割り出せないということからでした(予期せぬところで翻訳されてしまったということがありました)。

あとは、一部アイコンを自作して、デザインをちょっと整えた感じです。

それから、このようなの翻訳系のアプリケーションは、競合が多いのですが、このアプリのウリは、日本語に翻訳した結果を読み上げることができる点です。Android JaTTSライブラリのおかげです。感謝です。

履歴も残せますので、海外旅行の際などには、あらかじめ定型的な会話の翻訳結果を記録しておいて現地で活用する、なんて用途でも使えると思います。

もう1つは、クリップボードの中身を翻訳するという点です。調べものをしている際に、英語サイトに行き着くことが多々あります。大まかには理解できても、特定の単語だけがわからない、ということがあったりします。そんな時には、その単語をクリップボードにコピーするだけで、訳がわかるのです。あらためて翻訳アプリを立ち上げたり、辞書のウェブサイトにアクセスする必要もありません。

予想外だったのは、、、こどものおもちゃになったりもします(実際に私の娘も、ひとしきり遊んでいました)。自分がしゃべった言葉が、別の言葉にかわって返ってくるって言うのがおもしろいのでしょうか?

音声認識は、難しい表現になると、ネイティブに近い発音の方が認識されやすいので、発音の勉強などにもなるかもしれません。

あっ、それと、このアプリのベースとなったTranslatAIRは9カ国語に対応しているのですが、今回は、英語、日本語、中国語、および韓国語の4カ国語にしました。なぜなら、他の言語での音声認識テストが、まったくできなかったからです。私の発音では認識してくれないんです。。。

欲を出しすぎてもいけないですから(笑)

それはさておき、せっかくAndroid Marketに公開したので、最後に、その手順をまとめておきたいと思います。

デベロッパー登録

こちらから、デベロッパー登録を行います。

1.signup

注意するのは電話番号です。

なお、「電話番号」の欄には、市外局番の先頭の「0」を取り、日本の国番号を示す「81」を付けて記載する。例えば、電話番号が「0123-45-6789」の場合は「+81-123-45-6789」といった具合だ。もちろん、ここで記入した電話番号は一般のユーザーには公開されない。

第3回 Androidアプリケーションを公開する – Androidで広がる、携帯アプリ開発の世界:ITproより引用。

なるほどなるほど~

次ぎに、登録料を支払います。25.00ドルかかります。iPhoneのデベロッパー登録料よりも安いですね。

2.checkout

「Checkout」を選択すると、決済画面が表示されます。

3.payment

必要な情報を入力して、「同意して続行する」ボタンを押します。

4.confirm

確認画面が表示されました。問題なければ、「今すぐ注文する」ボタンを押します。

5.complere

完了画面が表示されました。「Android Marketに戻る」リンクをクリックします。

6.agreement

同意画面が表示されました。決済と同意が逆な気がします。。。
「同意して次へ」リンクをクリックします。

7.market

Android マーケットへの登録が承認されました。これで、アプリケーションの登録が可能になりました。

アプリケーションをアップロード

続いて、アプリケーションをアップロードを選択します。前画面の「アプリケーションをアップロード」を選択します。

8.upload

必要な情報を入力して、いよいよアップロードです。「公開」を選択します。

9.publish

無事に公開できました!

開発時には、Emulatorを利用している場合などにも、他のアプリケーションをインストールしたい場合があります。ですが、Android Marketアプリが入っていないので、インストールできません。Androidアプリの場合、iPhoneアプリと違い、必ずしもAndroid Marketを通さないと行けないわけではないので、自前のサーバで公開することもできます。

今回はリリース記念ということで、ここからもダウンロードできるようにしてきたいと思います。

Androidを持っている人も、持っていない人も、是非、試してみてくださいっ!